この記事はこれから造園業で働こうとしている人向けの記事です。
造園会社と一口に言っても様々な形態があります。
今回は会社に入って
「思ってたのと違う」
なんてことにならないように実際にどのような事があるのかを説明していきましょう。
造園と土木は表裏一体。
みなさんは造園と言われて何を思いますか?
この部分で就職後、つまづく人がかなりいます。
また、造園業につこうとしてるあなたはどんなイメージをもっていてどんな説明を会社から受けていますか?
このようなイメージを持っている人は少なからずいるはずです。
しかし、この写真を見てください。
これは公園の園路工事の様子です。
これも造園工事なのです。
そのため、○○造園土木など、土木の名前も一緒になっている会社も多いのです。
樹木の剪定や庭の手入れなどのイメージで入社し、土木寄りの造園会社だったため退社する人が後を絶ちません。
戸建てやマンションの外構工事も造園工事の一種になります。
○○エクステリア 等の会社がこれにあたります。
例えば
写真提供:岡山後楽園
この柵の基礎や玉石縁石の基礎にもコンクリートが使われています。
コンクリートと言うと急に土木っぽくなりますね。
ですが実際は日本三大庭園の一つである後楽園を作るのにも様々な土木作業があるということです。
庭園一つとっても土木と造園は切り離せないものがあります。
庭園しかり、公園しかり、建設物しかり、建造物のすべての礎となっているのが土木なのでその上に作られる庭に土木作業が必須なのは当然の摂理なのです。
公共事業と事務作業
先ほどの土木寄りが整備工事、そして樹木よりが管理作業です。
つまり、今あるものを管理する作業です。
これには公園や街路樹、はたまた学校施設等の草刈りから剪定作業が含まれます。
公共からの委託作業になると
○年〇月〇日までにこの作業を終わらせて下さい。
と言う、工期があります。
作業を終えてから、発注者に向けて報告書等の書類作成の作業があります。
自分の立場によっても違いますが、責任者クラスになると現場終わってからの書類という残業必至コースになります(笑
8時から17時まで職人さんと一緒に作業して、現場から会社に戻って書類。
なんじゃこりゃ!?
ってなりますよね(笑
もちろん作業して終わりの職人さんもいます。
が、より給料がもらえるのは責任者の方です。
自分が将来、ずっと職人で技術を磨くのか、それとも責任を負う立場になってスキルアップしていくのか。
自分が歳をとった時のことまでふまえて考えたいですね。
まとめ
・自分がやりたい「造園」をしている会社なのかをしっかりリサーチする
これはホームページや面接での判断になりますね。
・公共事業系を中心としている会社には書類作成作業が伴う。
これは全員ではありませんが、外での作業だけだと思っていると思わぬデスクワークにぶつかってしまうので「デスクワークも大量にある人もいる」と言うことを忘れてはなりません。
どんな造園会社に入っても必ず自分のスキル向上につながります。
会社に入る前の「思ってたのと違う」をなくすためにちょっとでも力になれば幸いです。
もし、あたなが造園業に入って僕と出会ったら仲良くしてくださいね(笑
コメント